熱帯魚飼育初心者の庭~綺麗な水中庭園の作り方~

【冬場対策】小型水槽やボトルリウムの保温方法

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熱帯魚飼育の冬場対策は、基本的には水槽専用のヒーターを使用します。
最近は10w程度の小さなヒーターまで販売されているので、
かなり小型の水槽にも対応しています。


しかし、さらに小さいボトルリウムや超小型水槽といったサイズですと、
市販されている一番小さなヒーターすら入らないことがあります。

そもそも、ボトルリウムにヒーターを入れると見栄えが悪くなるので、入れたくない

という方もいらっしゃると思います。

そういった方には、下に敷いて敷くパネルヒーターがオススメです☆

我が家でも、小さなボトルリウムのようなものがありますが、
そういったヒーターも入らない水槽は、パネルヒーターを用いることで、
冬場対策を行っております。


パネルヒーターの実力


パネルヒーターは、薄い下敷き状になっているヒーターで、
水槽の壁面や、下に敷いて使います。

水の中から加温する通常のヒーターと違って、外から加温することになります。

ただし、使用する水槽のサイズに合わせた大きさのヒーターを使わないと、
力不足で充分加温することができません。

我が家では、約1.4リットル水量のボトルリウムに、
以下の製品を下に敷いて使用しています。




温かくなるシートの上に水槽が乗っているだけですが、
かなりの効果があります。

実際に、思っていた以上に温度が上がり過ぎることもある為、
初めて使用する際は、
「室温が〇度の時、水温が何度まで上がるのか」
を検証してからご使用になることをお勧めします。


我が家で使用しているパネルヒーターは、
水量500ml~800mlが対象となっていますが、

1.4リットル(1400ml)の水槽でも余裕であったまります。
室温20℃の時に使用してみたら、31℃まで水温が上がってしまいました。



水温調整


基本的にはヒーターの温度は固定になりますので、
ヒーター本体側で細かい温度設定はできません。

製品によっては、センサーがついており
ある程度、温度を自動調節してくれるものもあります。


なので、水温が上がり過ぎてしまうという場合は、
パネルヒーターをちょっとだけズラして使用します。

はみ出して使用するという形ですね。


我が家ではそのようにして温度を調整しています。
しかし、室温によって変わる為、水温計をよく確認して、
適宜調節してください。

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その他の加温方法


アクアリウムの一般的に加温方法は、
ヒーターを入れるか、暖房を入れて部屋ごと暖める方法になります。

ボトルをまとめて加温


筆者がショーベタの飼育を行っている際に、実際に冬場対策として取り入れていた方法です。

ベタの飼育は小さなビンで飼育することが多く、
パネル式ヒーターでも間に合わない場合があります。

そういった際に有効な手段が、大型の水槽や衣装ケースに水を張って、その中にヒーターを入れます。
そして、その中に加温したいビンを入れるという方法です。

メリットは、ヒーター1つで全て加温できるという点、
デメリットとしては、鑑賞には向いていないという点です。


断熱材で包む


発泡スチロールや、窓に貼るタイプの断熱シートを、
水槽の壁面などに貼り付ける方法です。

断熱シートは保温効果、保冷効果がありますが、
あくまでも「温度変化のスピードを緩やかにする」という作用をもたらすものです。

それ自体には、モノを温める効果や冷やす効果はありません。



一般的な熱帯魚用のヒーターは、水温がある程度下がると稼働し、
規定の温度に達したら自動でスイッチがオフになります。

冬場は室温が下がりますので、温かい水槽の熱は外へと逃げていってしまいます。
そうすると水温が下がりますので、ヒーターが稼働します。

冬場のヒーターはこれの繰り返しになります。
断熱シートを利用すると、水温の低下のスピードを緩やかにすることができるので、
温度変化を緩やかにし、ヒーターが稼働する時間も減らすことができます。

我が家では、水槽の背面と底面、鑑賞上問題なければ側面に
断熱シートを貼っております。


また、小型水槽ではないのですが、
外部フィルターの給排水ホースにも巻き付けて保温しております。

結構外部フィルターのホースは、熱を逃がしてしまう部分のようです。

2021.10.29 | コメント(0)このブログの読者になる更新情報をチェックする
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