アクアリウムメーカーが出している商品って、ちょっと高価なことがあります。
そこで、ホームセンターや100円ショップなどにいって、
何か代用できるものは無いかと探していると、
たまに良いのが見つかります。
本記事は、私が普段使用している、アクアリウム専用グッズじゃない商品を、
ご紹介したいと思います。
そんな大それたものはありませんが(;・∀・)
ステンレス製のボウル
一般的なバケツは、アクアリストなら多くの方が持っていると思います。
私も大小いくつか持っていますが、ステンレス製のボウルは、
バケツにはできない、金属ならではの使い方ができます。
それは、火にかける、ということです。
まあ火にかける行為自体は、そんなに多いことではありませんが、
時折、何かを煮たりすることがあります。
例えば、、
買ってきたばかりの流木だったり、
中古、または古くなったろ材やレイアウト用の石だったり、
ヤシャブシ、ハンノキの実、ピートモスだったりなどなど。
流石に熱帯魚用のモノを、調理用の鍋で煮るには抵抗がありますし、
確実に不衛生です。
いくら熱消毒してる状態とは言え、気分的にも良くないです。
もちろん煮るだけじゃなく、新品のろ材の洗浄やら、
色んな事に使えます。
バケツより浅く広いので、使いやすい局面が多いです。
鉢底ネット
切ったり曲げたりと汎用性の高い製品です。
使い方はアイデアの数だけあります。
水槽の中の隔離用仕切りにしても良いし、
丸く筒状にしてビオトープなどで植物を入れたり、
自作の濾過フィルターの仕切りにしたりと、なんでもありです。
ケーブルワイヤータイ(結束バンド)
上記の鉢底ネットを加工したりする際に便利な結束バンドです。
金属が入っている訳ではないので、水質に変化を与えることが無いので安心です。
シリンジ(化粧水詰替用等スポイト、注射器)
本来は、インクや化粧水の補充などに良く用いられる、
鋭利な針がついていない注射器です。
化粧品売り場などでも良く売られています。
細いスポイトでも同じ効果が得られます。
こちらの使用用途は、CO2ディフューザーの中に水を充填する時や、
カルキ抜きやウォーターコンディショナーを正確な量入れる際に重宝します。
特に小型水槽の水替えは、少量の換水となるため、
使用するカルキ抜きの量は、ごく少量となります。
その際に、無駄に多く入れないようにできるので、
とても経済的です。
麦茶ポット、ピッチャー
大型水槽をお持ちの方に便利だと思うのは、
2リットルほど入るピッチャーです。
よく食卓において麦茶を入れているポットのことです。
お勧めは上から見た際に、楕円形をしているタイプです。
バケツのように円形をしていないので、水槽の中に入れやすく、
水替えや水の補充の際に便利です。
通常の水替えは、バケツに専用の排水ホースなどを用いて行いますが、
意外に用意するのが面倒だったりします。
軽くサッと水替えしたいときに便利です。
ピューラックス(次亜塩素酸ナトリウム)
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする消毒殺菌剤です。
食品・医療・浴槽・飲用水・シーツの漂白兼消毒などなど
あらゆる場面で使われているものです。
アルコールの効かないノロウイルスにも有効です。
私の使用方法は、主にコケの除去として使用しています。
CO2ディフューザーは、使っていると徐々に苔むしてくるのですが、
ピューラックスに浸して苔を除去します。
また、細いブラシでさえも届かない、細いフィルターの管の中とか、
そういった直接掃除できないようなところの苔も、
ピューラックスで消し去ります。
効果は抜群ですが、ちゃんと次亜塩素酸ナトリウムが残らないように、
綺麗にすすぐことが重要です。
私は、よくすすいだ後、カルキ抜きに浸したり、
煮沸して成分を完全に飛ばしてから使うようにしています。
今のところ、残留塩素の影響でなにか悲劇が起こったというようなことは、ありません。
※ピューラックスはとても強い消毒剤なので、
使う場合はよくよく説明文を読んで、気を付けて扱い、必ず自己責任で使用してください。
次亜塩素酸ナトリウムのwiki
霧吹き
ミスト式という水草の育成方法があります。
水草の種を、まだ水を張ってない水槽に敷いたソイルに蒔いて、
霧吹きで湿らせ、蓋、もしくはラップをして、発芽するまで待つ、
という方法です。
毎日霧吹きで水をかけてやるので、その時に重宝します。
歯ブラシ、柄のついたスポンジ
ここらはガラス面の掃除の時によく使用します。
歯ブラシはレイアウトの石や、フィルターなどの掃除に使います。
勿論専用の道具もたくさん売られていますが、
ホームセンターの掃除用具コーナーに行くと、もっと種類が豊富です。
個人的に便利で愛用しているのは、ご存知メラミンスポンジと、
主に浴槽の掃除に使われる柄のついたスポンジです。
ただ、モノによってはアクリル水槽を傷つけてしまったりする可能性もあるので、
気を付けてください。