種から育てる水草について|熱帯魚飼育初心者の庭~綺麗な水中庭園の作り方~

種から育てる水草について

近年、種から育てる水草の種というものが販売されています。
これを使えば、誰でも簡単の憧れの「緑の絨毯」を作ることができます。



私も実際に自宅の水槽に蒔いてみましたので、
実体験をレビューしてまいります。


結論から言えば、とても綺麗な緑の草原が水槽内に出来上がりました(*'▽')
ただし、絨毯でいるには定期的なメンテナンスが必要になります。


とても簡単なので、最低限の条件さえ整えれば、
どなたでも簡単に発芽させることができますよ♪

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目次





種の種類


水草の種は、何種類か販売されているものの、あまり種類は多くありません、
ざっと見たところ3種類ほどのようです。


芽が出ると双葉を開いてグロッソスティグマのような見た目のものと、
芝生のようなヘアーグラスが主な種類です。


私が試したものは、ハイグロspタイガーという商品です。






発芽のさせ方


種から育てるということですが、もちろん水が張ってある状態では蒔けません。
なので、新しく水槽を立ち上げる時か、リセットをした時限定の商品になります。


底床にはソイルを用います。
ソイルには「栄養系」と「吸着系」とありますが、お好きな方で良いと思います。

私は吸着系を使っていますが、特に問題なく発芽しています。


ソイルを敷いて、十分湿らせてパラパラと上から蒔くだけです。
埋めたり、ソイルを被せたりはしません。


注意点としては、気温が低いと発芽するまでに時間がかかり、
また低すぎると発芽しないこともありますので、春~秋の時期に巻くことをお勧めします。


発芽してしばらくすれば水を張れます。

水が入ってしまえばヒーターで加温することは可能なので、
地域にもよりますが、晩秋でも蒔いて発芽させることは可能かと思います。


20℃~34℃の環境で発芽するとありますので、かなり高温には強いようです。


大体早いもので3日目くらいからぽつぽつ発芽し始め、
7~14日もすれば、大体発芽し成長していきます。


<種まき初日>
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<2日後>
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<同2日>
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<3日後>
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<12日後>
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<同12日後>
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ミスト式


種から育てる水草では、ミスト式という方法が主流のようです。


難しいことは何もなく、1日1~2回霧吹きで水をかけてあげるだけです。
この時、水分が逃げないように、水槽に蓋をします。


ピッタリとした蓋は、なかなかありませんので、多くの人はラップを被せています。

ライトは通常の通りで、1日8時間程度の点灯させます。






相性の悪い生物


発芽してある程度成長したら、そっと注水します。

注水方法にもよりますが、オススメは、エアチューブでサイフォンの原理を用いた注水方法です。
限りなくそっと水を入れることができます。


この方法が使えない場合ですと、ラップをそっと水草にかぶせて、
ラップの上に限りなくそーっと水を入れます。


ある程度の水深が確保できれば、以降は多少スピードアップできます。
気をつけるのは最初だけです。


またミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、チェリーシュリンプといったエビ系とは、相性が悪いです。


ツマツマしていると引っこ抜いてしまうので、少なくとも最初の方1~2ヶ月はエビは入れない方が良いです。
私はチェリーシュリンプを入れているのですが、シュリンプ自身よりも大きな水草も抜いてしまいます。




メンテナンス


緑の絨毯は簡単にできるものの、あくまでも若芽の時だけです。
どんどん成長していき、かなり立派な水草になります。


下図にようにトリミングをしないでいると立派に成長します。
これはこれで、綺麗な水草です。

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2021.08.01 | コメント(0)このブログの読者になる更新情報をチェックする
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